空き地を所有して、
「ただ税金を払っているだけ」「ただ草刈りなどしているだけ」
なんてもったいないですね。
何も生み出さない空き地にかけるなんて、お金も時間も労力も、いずれも無駄でしかありません。
そんなとき、空き地を活用して、
- 固定資産税等を払うだけの土地を有効活用
- 土地活用をして安定した収入を得る
- 空き地の管理だけをする日々から開放される
こんな未来を検討してみてはいかがでしょうか。大きな収入でなくても、少しでもプラスになっていくことがあるならば検討する価値がありますよね。
空き地のデメリット
ほとんど知識がない状態で相続で引き継いだ土地など、どうしていいか困ってしまいますよね。空き地を所有していても、放置しているだけではデメリットしかありません。
- 雑草
- 虫・野良猫などの発生
- ポイ捨て
- 不法投棄
- 侵入・いたずら
- 違法駐車
こうした問題が発生する可能性があり、都度対応するのも大変ですね。場合によっては近隣住民からクレームが入ったり、役所や警察に通報されることもあるかもしれません。
全て自分で対応すれば費用は発生しませんが、あなたの労力や時間が必要となり精神的な負担にもなり、業者等に依頼すれば、その分の費用がかかります。そんな手間暇をかけたうえで、固定資産税等も徴収されるわけです。
こんな状態では、プラスになるものが何もなく手放してしまいたくもなるでしょう。
せっかく空き地があるならしっかり活かして安定した収入を得たいですね。
空き地 活用法 ~安定した収入を目指す~
では、空き地を放置せずに活用するにはどういった方法があるのでしょうか。
もちろん、空き地の形状や環境によっても異なりますが、ひとまず一般的な空き地の活用方法を見ていきましょう。
初期投資を低く抑えた空き地の活用法
- 土地を貸す
- 看板の設置
- 自動販売機の設置
- 駐車場を経営する
初期投資でまとまった資金が必要な空き地の活用法
- トランクルームの経営
- 太陽光発電
- アパートやマンションを建てる
- テナント・倉庫等の経営
といったものがあります。当然ながら、建物を建てるとなると大きな投資が必要となります。
活用法によって、必要な資金も収入として期待できる金額も大きく変わってきます。また、ローリスクかハイリターンかといった視点でも検討することが大事ですね。
万が一失敗したときのリスクを知らずに安易に手を出して失敗することもあるのです。
駐車場でも、いろいろなタイプがあり、中でも駐車場シェアなどはローリスクでトライ可能です。
空き地活用で収益を得るために必要なこと
空き地の状況や環境を把握する
空き地は場所や大きさにもよりますが、いろいろな活用法があるものです。
空き地活用で安定した収益を得るにはまず、周辺環境などを含め、その土地がどんな環境にあるか、どういったニーズがあるか、などについてよく知ることから始めましょう。
近隣・周辺住民とのトラブルの可能性も考慮しなくてはいけません。
調査もせずに、簡単だからと駐車場など整備しても、借り手がつかずに失敗なんてことになったら残念です。
その土地の状況・環境やニーズを把握することが大事です。
土地活用のプロの意見を聞く
土地活用を検討するには、プロに相談してみることも大事です。プロの視点で新たな方法が見つかる可能性も広がります。
また、都市計画や地域の条例等により、用途を制限されることもあるので、そういった点でもプロのアドバイスが有効ですね。中には法令によって建物を立てられない土地というのもあります。
また、プラン別によくあるトラブルなども考慮したいところですが、そういった事案もプロの視点をプラスすることで新たな発見やリスク回避をすることに繋がります。
リスクを知っておくことの重要性
空き地活用でアパートやマンションの建設を検討する場合、完全に人任せでプランを進めると大きなリスクを抱えることにもなりかねません。
一括借上げ・サブリースでリスクなくオーナーに、といった勧誘でオーナーになりトラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。
アパート・マンション・テナントなどは、建てるのにも収入が入るときも大きな金額が動き、簡単に儲けられるといったイメージがありますが、そこにはリスクもあるのです。
常に満室となっていれば、収入も安定しますが、賃貸であれば当然退去もあります。
例えば長期間借り手が見つからない時期があれば、その間収入が減少し、返済が苦しくなる可能性もゼロではないのです。最近では供給過多の傾向にありますから、空室が続く可能性も高まります。
新築のうちは借り手も見つかりやすいですが、経年で劣化してくれば、メンテナンスも必要になってきますし、家賃を下げなければならない状況も出てくるでしょう。20年以上経過してくれば、大規模なリフォームやリノベーションといったことも検討する時期がくるかもしれません。
いずれにしても、土地活用を考えるならば、時代や環境の変化に合わせて対応・選択するといったことも必要になってきます。
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