いくら駐車場経営を前向きに考えている人であっても、どの程度の収入が発生するのか不透明であればなかなか行動には移せないものです。
このページでは、そんな駐車場経営の利益を運営形態別に比較していきたいと思います。
駐車場経営の利益の目安
駐車場経営の種類★で解説したように、駐車場経営には2つの運営形態があります。
- 月極駐車場
- コインパーキング
それぞれの運営形態によって当然収入も変わってきますので、双方の収入の目安を比較してみましょう。
(利益の目安についてはイエウール★でおなじみの株式会社Speee様のデータを引用させていただいております)
東京都内 | 地方都市 | |
---|---|---|
月極駐車場 | 45万円 | 22.5万円 |
コインパーキング | 81万円 | 54万円 |
こちらのデータを見てもらっても分かるように、東京都内であっても地方都市であってもコインパーキングのほうが収益が高くなっています。
月極駐車場は契約者さえ獲得できれば毎月安定した収入を確保できますが、その分、それ以上の収入は望めない運営形態です。
ですが、コインパーキングは稼働率さえ上がれば収益もどんどん右肩上がりに上がっていきますので、地方都市ではコインパーキングが月極駐車場の2倍以上も収益を上げている結果となっています。
駐車場経営の利益の計算方法
利益の計算方法はとっても簡単ですよ。
月極駐車場の計算方法
月極駐車場は都心部であれば1ヶ月の賃料がおよそ30,000円前後、地方であれば10,000円前後ということが一般的です。
駐車場の台数が10台の場合の計算式は、以下のようになります。
▽ 地方の場合の収益例/月
駐車料金(月額) | 契約台数 | 収益 |
---|---|---|
1万円 | 10台 | 10万円 |
コインパーキングの計算方法
コインパーキングは都心部であれば1時間300円~400円前後、地方であれば1時間200円前後ということが一般的です。
駐車場の台数が10台の場合の計算式は、以下のようになります。
▽ 地方の場合の収益例/月
駐車料金 / 時間 | 平均駐車時間 | 台数 | 回転率 | 日数(1ヵ月) | 収益 |
---|---|---|---|---|---|
200円 | 3時間 | 10台 | 2回転 | 30日 | 36万円 |
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