ただ空いているだけの土地。
車1台分、バイク1台分のスペースなんて、どうにもならないとお考えではないですか?
空きスペースがあるのであれば、駐車場シェアリングを検討してみてはいかがでしょうか。
そもそも土地が空いているなんてもったいないですし、駐車場としてならニーズがあるかもしれません。駐車場のニーズというのは、都会に限らずどこにでもあるものです。
駐車場シェアリングとは
駐車場シェアサービスは、あなたのご自宅の空いている駐車場スペースなどを気軽に貸し出すことができるサービスです。
- 車を手放したから駐車スペースが空いている
- バイク1台くらい余裕で置けるスペースを活用したい
といった自宅の空きスペース利用も可能ですし、
- 月極駐車場経営でなかなか空車が埋まらない
- 会社の駐車場区画に余裕があるから貸し出したい
といった経営サポート的な利用方法もあるのです。
特に看板を設置したりといったこともなく、空いたスペースをネットで登録するだけという方法で土地を有効活用できるサービスなんです。
駐車場シェアリング こんな場所じゃニーズがない
「こんなところで駐車場のニーズなんてあるわけない」と考えてしまうこともあるでしょう。
ですが、駐車場のニーズというのは、意外なところにもあるものです。
例えば住宅街であったとしても、友人宅や実家訪問などで駐車場が必要になることもあります。
周りに駐車場がなければ、リピートでの利用も期待できます。
駐車場シェアサービスでは、事前に予約できるというのも利用者にとっての大きなメリットです。
ぐるぐると空いている駐車場を探し回る手間や、精算機での精算なども不要で必要なときにスムーズに利用できる駐車場としてニーズも高まっています。
もしも駐車場シェアで需要が無かったとしても、何も損をするわけではありません。
手間がかからないので、試しに登録してみて、「ニーズがあればラッキー」というくらい気軽にトライできる土地活用なのです。
ニーズがあるかどうかは、やってみなければわかりません。
駐車場シェアで利用されるのはこういう場所
駐車場シェアでは、駅の近く、イベント地などの周辺、人気スポットの周辺、病院や会社の近くなど
が人気があります。
この他にも、
- 初詣
- お花見
- 学校行事
- セミナー参加
- 試験会場
- 花火大会
など、例え駅から離れた場所でも、季節的なニーズもあったりします。予想外のニーズもありますので、需要がないだろうと決めつけることはありません。
駐車場シェアに登録することで、ニーズのある方に周知してマッチングしてくれるのですから、あなたは土地を開けて置くだけ。気軽に考えてみてもいいのではないでしょうか。
駐車場シェアにかかる経費や手数料
初期費用はゼロ
駐車場シェアに駐車場のアプリへの登録料は無料です。
看板などを設置する手間もなく、設備投資費用なども一切かかりません。
そして、貸した分だけ収入が入ってきます。
収入から手数料を差し引き
駐車場が利用されてはじめて、その料金から一定の割合(30~50%)で手数料が引かれるシステムなんです。
この手数料は駐車場シェアリングの運営会社によって異なります。
もしも借り手が付かなくても、登録料や設備投資も不要ですから、リスクがないんですね。
自分で駐車場経営をするとなったら、看板を設置したり、業者に仲介を依頼したりといった手間も資金もかかりますが、収入が発生した時のみ、一定の手数料で済むなら安いものですね。
駐車場シェアのアプリの種類
駐車場シェアリングのアプリでは、
- akippa
- 特P
といったアプリービスが人気です。
手数料は、akippaが駐車料金の50%、特Pが30%となっています。
駐車場シェアの料金設定
駐車場シェアリングを利用するときは、料金設定が必要です。
システムで相場賃料を設定することも可能ですし、自由に料金を変更することもできます。
例えば、花火大会の時だけ賃料をアップするといったことも可能なんです。
駐車場シェアでの貸し出し日時は設定自由
駐車場シェアでは、オーナーの都合に合わせてスケジューリングできるというのもメリットのひとつ。
例えば今週末は友達が遊びに来るから駐車場を使いたいというときは、貸し出しを停止することもできます。
会社に行っている時間帯だけ貸すといったこともできるのです。
空いている時間帯にピンポイントで貸せるというのは無駄がなくていいですね。
ただし、予約が入ってからのキャンセルはできませんので、その点は注意ですね。
駐車場シェアリングを利用するには
駐車場シェアで空いたスペースを貸し出すには、駐車場情報の登録が必要です。
登録する情報は、
- 住所
- 氏名
- 振込先口座
- 電話番号
- メールアドレス
といった内容になります。あとは駐車場の写真などが必要です。
akippaは手数料が50%と高めですので、利用率が高くなければ収入が減ります。
特Pは手数料が30%ですから、akippaより利用率が少なくても収入が増えることも考えられます。
登録は簡単ですので、ひとまずどちらも登録してみて、1週間交代などでそれぞれの使い勝手や利用率など比較してみるといいですね。
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